【書評】モテる「デート」の技術: 元ホストが語る女性心理の法則|書籍:田辺祐希
評価と感想
評価: 4この本に書かれている内容は、
※この書籍は「Kindle unlimited」に登録すれば無料で読める。
【ホストという職業をご存知でしょうか?】
僕は以前、ホストという
毎日女性と接する仕事をしていました・・・あなたはホストの世界に対して
どんなイメージがあるでしょうか。世の中でいわれている通り
ホストは想像以上に厳しい世界です。お客さんを呼べないとずっと
「ヘルプ」という仕事をしなければならず先輩ホストのテーブルに常に注意を払い
先輩ホストの売上のために
浴びるように酒を飲まなければいけない。「ヘルプ」はどれだけ
自分の酒を飲んでも給料は変わりませんし売上がないのでもちろん
毎日早めに出勤して掃除をしなければいけません。当時は、先輩ホストから殴られる
蹴られるというのは当たり前です。「ヘルプ」は完全にパシリ雑用、酒飲み要員なのです。
だから、ホストになった人間は早く売上を作って
「ヘルプ」から抜け出そうとします。しかし、ゼロから売上を作るのは
やはり難しく10人新人がいたら1人残れば良い方。
これがホストの世界です。もちろん僕も店に入った時は売上もなければ
お客さんもいないので当然「ヘルプ」からスタートです。それから、いろいろと辛い思いをしながらがんばって這い上がり
「ヘルプ」を卒業しナンバーに入ることができました。そんな経験もあって僕は
女性に対する接し方が自然に身についていました。そして、その経験を元に2006年から
恋愛経験が少ない男性たちに向けて
彼女を作る手助けや、婚活の支援をする活動をしています。ネットで販売している教材はありがたいことに
すでに1万人以上の男性が購入し勉強してくれています。またメールマガジンの購読者は5万人を超えています。
詳しい数は把握できていませんが
直接会って個別に指導してきたクライアント達も数百人はいます。
たくさんのクライアントと接してきたおかげもあり
元々「モテる男性」ではなく
恋愛経験の少ない男性をどう引き上げるか。というスキルが非常に身につきました。
よく「田辺さんだからできるんじゃないですか?」
といわれることがありますが、それは完全に間違いです。
僕だけができるノウハウでは意味がありません。恋愛経験が少なくて彼女ができない
結婚ができないと悩んでいる男性が実践できないと
ノウハウというのは意味がないのです。僕はそこに全力を注いで2006年から
再現性のある恋愛の「知恵」を構築してきました。この本で書かれている内容は
元ホストの僕だからできた内容ではなく過去に僕のクライアント達が実践し
結果を出してきた「恋愛の法則」です。現在、世の中の多くの男性が彼女を作ること
結婚することをあきらめ孤独な人生を送っています。また、毎回好きになるような美人な女性は
つきあうことができないからタイプではない女性で妥協して
そのまま結婚するしかないと考えている。もし、あなたが同じような境遇だったとしても
全くあきらめる必要はありません。なぜなら、恋愛という一見非科学的に思えることでも
データ収集と検証を重ねていくことで
科学的に攻略することが可能だからです。例えば、多くの男性は
デートでは女性に紳士的に接する
と、考えます。
しかし、それはテレビやメディアが作り上げた虚像であり
紳士的に接すれば女性があなたに惚れるということはありません。本書では、女性つきあうに至る中で必ず必要になってくる、
「デート」とその「女性心理」について詳しく述べていきます。この本を読み終わった頃にはあなたは
今までなぜ好きな女性とデートをしても良い反応が得られなかったのかを
理解していただけるかと思います。ぜひ、あなたの恋愛活動に役立ててください
著者について
●田辺祐希
元ホストの経験をいかして2006年から
恋愛に悩む男性向けにメールマガジンを発行。メールマガジンの読者は述べ57531人。
年齢=彼女いない歴、40代で20年以上彼女がいない男性のような
女性に対するコミュニケーションが苦手な男性達に
彼女の作り方を指導し多くの男性を結婚に導いてきた。特筆すべきは本人の経験をもとに
そのノウハウを恋愛経験が少ない男性向けに再構築したことにある。机上の空論や本人しか結果が出ない恋愛の知識ではなく
女性経験が少ない男性達が結果を残せるようとことん再現性にこだわりノウハウを構築していったことで
世の中の女性経験の少ない男性達が次々と結果を残している。本人から直接指導を受けたクライアントの9割は
どんな状態でも半年以内に彼女ができるという驚異的なデータがある。目次
第一章 生物学的に女性を分析する
◆「失敗したデート」を振り返ってみてください
◆男が女性に求めるもの、女性が男に求めるもの
◆女性にとってのセックスとは何か?
◆男がいろんな女性としたいのと同じで、女性も「優秀な遺伝子を残したい」本能がある
◆女性の年代や環境によって、男性に求めているものは変わる
◆相手が何を求めているのかをリサーチしてデータ化する
◆セックスは女性にとって最大の武器
◆武器を失った女性に対する男の反応第二章 デートと女性心理
◆まずはデートですべきこと
◆女性の感情の3つのステージ
◆女性が無意識にしている「恋愛の減点方式」
◆女性がマイナスに感じるのはこんなこと
◆「いい人」はなぜモテない?
◆いい人はプラスの感情しか与えない
◆モテる男は、ポジティブとネガティブの両方の感情を女性に与える第三章 「モテる」デートの心構え
◆狙っている女性専用のキャラクター設定をする。基本は「お兄ちゃんキャラ」
◆ベーシックマインド1
◆ベーシックマインド2 あなたはオーディションの審査員
◆男の色気について
◆女性が感じる男の色気
◆女性を口説けない男は、女性を上に見ている第四章 女性とホルモンと恋愛
◆人はなぜ、恋に落ちるのか?
◆もう1つの強力なホルモン「オキシトシン」
◆ホルモンとデートの関係
◆なぜ告白する前に、女性と体の関係を持ったほうがいいのか?第五章 好きな女性と付き合うデートの流れ
◆相手のパーソナルスペースに入る
◆スキンシップは目的ではなく、関係を作り上げるための手段
◆次のデートの約束は「喰い付きの良い話題」で
◆話題はまくだけ。決しておいかけない
◆誘っても、「忙しいから」「予定がわからないから」と言われてしまう
◆恋愛経験が少ない女性のパーソナルスペースに入るには時間がかかる
◆女性と付き合うまでの流れ
◆クライアントの成功事例1
◆クライアントの成功事例2
◆自分から告白するのではなく女性から言葉を引き出す
◆最も女性を失望させる奥手
使えるノウハウ
<ポイント>
- 第一印象がめちゃくちゃ大事。
- LINEを交換する時は、何か理由を作る。
- 相手の反応が微妙な状態であれば、誘う時に「複数」で提案する。
- LINEで口説かず、会った時に口説く。
- 口説く方法は主に2つ。「思わせぶりな発言」と「スキンシップ」。
<注意点>
- LINEで口説くテクニックが書かれているわけでは無いので、タイトルと内容にギャップがある。
LINEは業務連絡に徹するという理論は私の考えと合致するが、少し打ち解けてきた時や、女性からLINEを仕掛けてきた時、出会い系アプリでのやり取りなど、もう少し具体例が欲しかった。